ひとこと・・・ 週末の日経平均は続伸、マザーズは4連騰

週末の日経平均は続伸。マザーズが4連騰するなど、今週は戻りが意識される展開。世界的に半導体関連が買い戻されている他、シカゴVIXが再び20ポイント付近まで低下したことで、市況には安定感が出てきた。特に下げのきつかったマザーズには底打ちの兆しも感じられる。

しかし、この二週間は商いは増えたものの、戻り局面での買いエネルギーには物足りなさも感じられる。
日経平均の週足には、十字線が出現しており、月曜日からの戻りが限定的であったことを意味する。また、投資家が戻りに対して懐疑的になっている様子も示唆している。

市場は回復しつつあるが、マザーズ・日経平均共にまだ自律反発の域を超えておらず、あと一歩「安堵できる水準」には届いていない状況から、引き続き来週も警戒感を持つ必要があると考えている。