中国IT・ハイテク企業への締め付けや教育規制から、外資による中国売りを誘発。チャイナリスクで香港や上海市場の下げがきつく、NY市場への影響は軽微ですが、日本株は大きく影響を受けている様子が窺えます。
特に大型株よりも相対的にリスクの高い中小型株の下げがきつく、マザーズ指数は昨日3%を超す下落。東京市場は決算発表を手掛かりに、物色は決算手掛かりで選別色が強い地合いとなっておりますが、「夏枯れ相場」は継続しており、手掛かりの乏しい多くの銘柄(特に中小型株)は売られ易い局面と言えます。
マザーズ指数は、今日は戻しておりますが、引き続き上海総合指数や香港ハンセン指数の動きを注視する必要がありそうです。
今は米FRBの金融緩和政策が曲がり角に差し掛かるタイミングで、マーケットは不安定になり易い局面ですので、中国株の急落が、世界の金融市場へ動揺を与えるか注視していく必要があります。