個別株の物色傾向

売買代金の低調な夏枯れ相場が続く中、指数採用の大型株は主体性のない動きが続いております。その反面、薄商いの環境下では時価総額の低い小型株にボラティリティが出易い特性が出てきます。

 

物色難の地合いとなった7月の相場では、レポートで取り上げたバイク王&カンパニー(時価総額200億円)やプロルート丸光(時価総額110億円)で起きた相場の様に、行き場を失った短期資金が目立った値動きを見せた銘柄へ、一斉に流れ込む傾向が強まっております。

8月相場においてもこの流れは続きそうですが、足元では短期資金の物色対象が7月とは異なる兆しも見られます。不確実性が増えている地合いの中、積極的に買われる銘柄と、そうでない銘柄の温度差が明確に出ているのも事実であり、現状は特に銘柄選別が重要な局面にあると言えます。

 

弊社では上記バイク王&カンパニー(3377)やプロルート丸光(8256)などに続くような値幅を狙える銘柄をいくつかマークしておりますが、その中でも今後投機マネーの関与で急速に値を吊り上げてくることが想定される案件をいくつか絞り込み、短期物色に適した銘柄を、有料レポートで取り上げていく予定です。

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