昨日はマザーズ、日経平均共に下落となりましたが、今週は景気敏感株を中心に見直しの動きが見られます。
史上最高値を更新する米国株は、先週末の米雇用統計や今週発表された米消費者・生産者物価指数の発表を受けて、早期テーパリングが意識されています。この為、金利上昇に弱いNASDAQが弱含むなか、景気敏感株の比率が高いNYダウの強さが目立っております。
この流れを受けて、決算も一巡しつつある日本株も6月高値を付けた景気敏感株を中心に見直しの動きが出ています。ただ、8月後半に米国で開かれる「ジャクソンホール会議」への関心が高いことから積極的な動きは出難く、日経平均は底固めの動きを想定。一方で、出来高に変化が見られるマザーズなどを中心に見直しの動きが先行するか注目したい局面。