レイバーデー連休明けのNY市場は下落。米国では新年度入りの色彩が強い時期で、投資家の投資方針も見直し一新され易く、相場が転換し易い時期でもあります。8月まで上昇が続いた後だけに、季節柄注意が必要な時期でもあります。
最近の日本株は米国市場との連動性が希薄で、国内市場は政局相場へと日本独自の材料で動いている傾向が強まっております。しかし、足元の指数急騰で米国株との乖離も無くなりつつある状況から、再び連動性が復活するか注視する必要があるでしょう。
米国の景気回復にピーク感が出ていることや、中国国内の社会主義的政策のゴリ押しで、中国景気の減速が鮮明になる中、世界経済の二大エンジンが失速基調であることは、今後株価にも影響が出てくる可能しぇいがあり、すこし留意しておく必要があります。