昨日(22日)、米FRB議長にパウエル氏の再任が決まったことで、伸び悩んでいた短期金利が急騰。米10年債利回りも1.6%台を回復。日米金利差を意識してドル買いの動きが加速しており、ドル円は115円台まで円安が進展しております。この日、年初来高値圏で推移していた米国株式は上下に乱高下。VIXは19ポイント台まで上昇しており、警戒感が高まる状況。
金利の上昇は、すなわち金融相場の終焉を意味し、現状の株式市場は業績相場へ向かう踊り場局面が続いている段階にあります。最近は円安に反応し易い日本株ですが、米国株から大きく出遅れている状況でもあり、11月は先物主導(=短期狙い)で2週連続の買い越しとなっている海外勢の買いが続くか注目されます。