新年明けましておめでとうございます。
昨年は沢山の励ましや応援に助けていただき、感謝の念に堪えません。
2022年がスタート致しました。
昨年の株式市場は世界的株高となった2020年とは異なり、S&P500が年初来27%の上昇に対し、日経平均のパフォーマンスは僅か+5%と、日本株の伸び悩みが目立つと同時に、難しい相場となりました。
今年は昨年以上に難しい相場になることが予想されますが、私どもと致しましても日々誠心誠意、情報力の強化に励み、一層のパフォーマンス向上に努めて参りますので、本年も変わらぬご愛顧を頂戴できますようお願いを申しあげます。
2021年は、2020年の大規模金融緩和と財政出動で沸いた大幅上昇の反動から伸び悩む展開となり、日本株は欧米市場のパフォーマンスに大きく見劣りする結果となりました。
しかし、日経平均が2021年2月の高値以降、相場が「金融相場から業績相場への移行期」(ボックス相場)へ突入していると考えれば、国内景気がコロナ禍からの回復が遅れる中、菅政権の迷走から新政権が発足するなど政治的混乱がありつつも、年末時点で日経平均が2万円台後半水準を維持できたことは、底堅く推移していると受け止めております。
7-9月期時点で日経平均のEPSは過去最高水準にあるのも事実で、企業業績は国内景気に回復の遅れはあるものの、欧米景気拡大の恩恵から好調を維持しております。
今年のリスク要因としては、
①オミクロン株の感染拡大
②中国景気の後退懸念
③世界的インフレリスク
などが挙げられますが、金融緩和が一巡して政策サイドが「引き締め」へと舵を切る中、今年の日本株は業績相場が本格化するか注目する年になると考えております。