ひとこと・・・ 新年相場は選別色の強い地合い。バリュー買いグロース売りの流れでマザーズ失速

新年相場はグロース売りでマザーズが失速。一方、トヨタやJFEホールディングス、銀行株といった景気敏感株や高配当バリュー株へ資金が流れている様子が見られる。

レポート配信銘柄では日本電子材料(6855)、マルマエ(6264)など、500億円以下の小型株の中でも電子部品などの景気敏感株が動意。この流れから観光関連へ資金が流れて欲しいところですが、新型コロナの感染再拡大の兆しが強まる背景から、動きは弱い。バリュー買いグロース売りの流れは、新年から長期金利の上昇を背景に米国株でもその傾向が顕著です。コロナ感染再拡大でも米国の観光関連が強いのは、日本株とは異なる点。

投機性の強さに着目した銘柄では、リミックス(3825)、3Dマトリックス(7777)などが大きく動いておりますが、ステラファーマ(4888)のように失速する銘柄も散見されます。新年相場は選別色の強い地合いとなっております。