ヒュウガプライマリ(7133) 足元の短期需給から今後の値幅取りに注目

 

ヒュウガプライマリ(7133)
3月8日の終値は5450円(+340円)となっております

2月24日の底打ち以降、戻り基調が継続している銘柄です。この動きは、再び下げ基調を辿るマザーズとは乖離した動きを見せており、見直しの動きに注目したいところ。

この銘柄に関しては、1月初旬の有料レポートで直近IPOの中から見直し期待で、4000円台前半で配信した経緯があります。時価総額が189億円のマザーズ銘柄であり、在宅訪問薬局を展開している企業です。

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※ヒュウガプライマリ(7133)の日足チャート

 

レポート配信後は、1月後半に掛けて高値6900円まで急騰したものの、その後はほぼ全値押しの4000円割れまで売り叩けれた経緯があります。しかし、足元では再び見直され始めており、現状は上記1月高値を射程圏に捉えつつあります。

時価水準は2月調整時の下落幅の半分以上を埋めており、日々の出来高に過熱感が出ていない状況から、足元の強いトレンドは再注目に値します。

 

テクニカル面では、オシレーター系指標であるMACDやRSIを確認すると、順調な上昇トレンドが継続していることを示唆しており、依然上値余地が残されている様子が窺えます。

現状は出来高が盛り上がりに欠ける点がやや気掛かりではありますが、信用残は2月初旬のピーク時から半減している様子や、足元で売り圧力も少ない様子から、短期需給は悪くないものと見ております。今後出来高が盛り上がる場面が訪れるようなら、値幅を伴う動きも想定され、注目しておきたい銘柄です。