アスカネット(2438)
3月22日の前場終値は1687円(-28円)となっております
前回記事を書いた時は1200円付近で推移していた銘柄です。その後2月後半に掛けて調整を挟んだものの、3月は再び上値追いの動きに回帰しております。
~前回の記事~
「空中ディスプレイ」のアスカネット(2438) 短期目線では警戒感が高いが・・・ 今後の相場見通し
ただ、最近の日足は2月前半の上昇局面とは異なり、乱高下となる場面も目立ち、あまり綺麗なチャートではありません。この為、一喜一憂する場面も多いかと思われます。一方、週足は3週続伸と綺麗な陽線が立っておりますので、足元の上昇はもうしばらく続く可能性があると見ております。
背景にはやはり、3月7日に発表された通期見通し(22年4月期)の増額修正があります。業績の回復基調が示されたことで、コロナ禍からの回復期待は一気に高まりを見せております。
今後の注目ポイントは、2020年6月の新興市場が高騰した際の高値である1913円。相場は既にコロナ禍前の水準を意識して、これを織り込みに行く相場と考えております。
※アスカネット(2438)の週足チャート
この1900円台前半は、2020年6月の他に2019年4月にも上値の目処となった水準。多くの投資家が意識しているポイントでもありますので、この水準付近では売り圧力が高まると見ておくべきでしょう。
もし仮にこの水準を「ブレイクアウト」するようであれば、2500円の節目が見えてきますが、いずれにせよ1900円ではポジションを大きく落とす場面と考えております。
アスカネット(2438)は、株価が2020年3月のコロナショック直後の安値圏に沈みながらも、四半期決算の推移では売上高の回復基調が見られることに注目して、昨年末頃に有料レポートで配信。また、ヘッジファンド絡みの案件として取り上げた経緯があります。
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