ひとこと・・・ 日経平均は反落も28000円を試す展開。ドル円は132円台後半

 

円安の再加速を受け、日経平均を押し上げる展開。「インフレ」と「金融引き締め」に苦しむ欧米市場とは異なり、日本株市場は緩和的な金融政策と円安進行による割安感から、外国人投資家マネーの逃避先となっています。

この傾向は、特に4月以降の主体別売買動向に目を向けても、海外勢の買い越しが目立っている様子から見て取れます。

しかし、指数の上値をガツガツ追える場面ではない為、欧米市場と比べて安定した地合いを、個別株を選別物色する地合いが続くと見ている。インバウンド再開による恩恵やGoToトラベル再開期待、円安メリットなどテーマ選別の色彩は強いが、個別株優位の地合いが続く。