出前館(2484)
10月12日の終値は602円(+14円)となっております
600円付近での揉み合いが続いています。しかし、9月後半から出来高がやや増加傾向に。この間に株式市場全体は大きく上下に乱高下していますが、この銘柄の場合は500円台後半で底固い動きを見せています。
また、前回の記事から株価は大きく調整しましたが、今週は静かに75日線を上抜いてきた様子から、地合いリスク回避の売りを拾う動きも見られます。
~前回の記事~
出前館(2484) 秘めたポテンシャルに注目
出前館(2484)は、出前・デリバリーサービスに特化したポータルサイト「出前館」を運営。今期末(2022年8月期)は、シェア拡大に向けてユーザー獲得とデリバリーサービスへの投資を優先したことで、売上大幅増も、赤字拡大見通し。
ただし、攻めの経営姿勢が来期以降の業績に、どのように反映されるか、今後の業績には期待感もあります。この思惑から、8月から投機性の高い資金が流入している案件でもあり、同社株の秘めたポテンシャルが注目されます。
※ 出前館(2484)の日足チャート
日足は500円台後半での底堅さに加え、徐々に下値を切り上げる兆しが出ていることから、短期需給が好転しつつある様子に注目。
買い需要が売り需要を上回りつつある兆候が日足にも表れています。この状況から、今後は上放れの展開も想定されます。
依然、株式市場は波乱含みの展開が続いていますが、出前館(2484)はFRBの金融政策(利上げ)や円安といったネガティブな影響を受け難い「内需系グロース株」としての見直し余地にも期待。
この為、前回記事同様、引き続き「秘めたポテンシャル」に注目したい銘柄と考えています。
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