低位株のプレイド(4165) 今後の見通し・注意点

 

プレイド(4165)
10月26日 14:14現在の株価は766円(-11円)となっております

きょうは下げていますが、前回の記事(10月4日566円)から株価が順調に上昇しています。最近の値動きから、現状は800円を意識した展開に見えます。同時に、800円から上の水準では戻り売り圧力の強さも目立ちます。

800円台には200日移動平均(867円)や年初来高値である888円といった重要なポイントが相次ぐ為、投資家にとっては利益確定売りが意識され易い水準でもあります。

 

~前回の記事~
低位株のプレイド(4165) 見直しに期待

 

この銘柄の投機性の高さや、人気化した際の資金流入の速さ・値動きの軽さから、今後戻り売りの出易い800円台を突破する展開も想定されますが、現状の様に節目に差し掛かり、相場の緊張感が高まる場面では、ポジションを部分的に落とす対応も有効と考えます。

 

※ プレイド(4165)の日足チャート

 

前回は566円の時の記事である為、時価770円で相場の状況を改めて確認すると、日足はオシレータ系のテクニカル指標であるMACDが買い継続を示唆。しかし、RSIが67.78と買われ過ぎの目安となる70ポイントに近い水準まで上昇してきています。

一旦調整して、その後再び高値を塗り替える展開も想定されますが、プレイドの過去の相場を振り返ると、RSIが70に達すると、目先天井を打つケースが目立ちます。

9月に年初来高値を付けた際は78.39まで上昇しましたが、日数にして僅か2営業日のみで、ほぼ70付近が高値圏となったと見てよいでしょう。

 

ただ、相場に過熱感があまり見られない現状もこの当時とはやや異なる点で、正直先行き見通しの判断が難しいというのが本年です。「判断が難しい」=「リスクが高い」局面であることも多く、それ故に「ポジションを落とす」という判断が合理的かと思われます。

また、11月8日に決算発表を控えている状況も考慮すべきかと思います。

 

個別株は、引き続き「木を見て森を見ず」のスタンスで臨む相場が続くと見ております。

円メリット関連や内需系の成長期待銘柄、トラベル関連など、投資家のリスク許容度拡大に伴い、物色余地が光る銘柄が多く散見されます。

弊社有料レポートで取り上げた、グローバルセキュリティ(4417)や日本駐車場開発(2353)、北の達人(2930)といった急騰相場に続く値幅取り候補をいくつか発掘しております。今後有料レポートでも取り上げていく予定です。

 

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