スターティア(3393)
11月4日の終値1222円(+3円)となっております
10月決算後に急騰してからは、上下に激しい値動きが続いています。しかし、PER11倍台まで低下した同社株が、今後も業績上振れ期待が続くことを考慮すると、時価年初来高値圏においても割高感は感じられません。
スターティア(3393)は、中小企業向けのITインフラ関連事業を軸に、デジタルマーケティングに関する様々なツールの提供、マーケティング支援などを手掛けます。特に、クラウドサービス等のデジタルマーケティング関連事業の伸びが大きく成長を牽引。
昨年はグロース銘柄として高いPERを誇っていましたが、今年は年初からのグロース売りの影響が大きく、現在のPERは10倍台まで低下。
しかし、足元では今年の株安の象徴であるグロース株に対する売りにも変化が見られ、値動きが大きな小型の新興グロース株を中心に、選別色の強い物色が顕著となっています。
スターティア(3393)に関しては、8月及び9月に弊社有料レポートで配信した経緯がありますが、この相場では投機性の強い資金の関与も背景にありました。配信当初はパフォーマンスが伸びず苦戦した案件ですが、10月以降は商いも膨らみ強い動きが続いています。
※ スターティア(3393)の日足
昨年からの日足を辿ると直近の高値1344円(10/31)の水準は、昨年7月の上場来高値水準(2180円)から今年の安値の492円(3/15)に掛けての下落に対する半値戻しの水準に当たります。
この為、短期目線では戻り売りが出易い局面と言えますが、同社の良好なファンダメンタルズから下げた場面では押し目買いに対する需要も高いと見ています。
足元の乱高下は短期需給による一時的な動きと見て、中長期的にはまだ上値を試すポテンシャルを秘めている銘柄であると見ています。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期物色候補」を一銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。