タカトリ(6338) 目先は調整が本格化!? 今後の見通し

 

タカトリ(6338)
12月7日 13:14現在の株価は7160円(-190円)となっています

この相場は11月28日の高値9760円でピークアウトした印象が強いチャート形状となっています。同社株のように、足元で個別株物色全般が、11月後半を境に一旦ピークを打ったケースが目立ちます。

それまで活況を見せた個別株物色に対する反動もありますが、タイミング的には12月FOMC(13~14日)に向け投資家の緊張感が高まっているという背景にあるでしょう。

この為、タカトリ(6338)を含めた個別株全般が、12月FOMCに向けて短期調整が続く可能性が高いと見ています。ただ、タカトリの中長期的に見通しは、前回の記事から大きな変化はありません。

 

~前回の記事~
タカトリ(6338) 上値追いの展開が続くも過熱感が気になる局面

 

※ タカトリ(6338)の日足チャート

 

日足を確認すると、11月はボリンジャーバンド+2σに沿ったバンドウォークが発生。この期間は強い上昇基調であったことを示唆しています。しかし、今週に入り株価がボリンジャーバンドの+1σを割り込んでおり、このバンドウォークは一旦終焉した格好となっています。

オシレータ系のテクニカル指標であるMACDは、12月6日に売り転換。加えてRSIの下落基調も鮮明となりつつある様子から、相場のモメンタムが下向きにあることを示唆。

 

細かい部分では、現状のRSIは50%を上回っており買い継続を示唆していますので、今後50%以上を維持するなら、調整は短期間で一巡する可能性があります。逆に今後RSIが50%を割り込むようならば、調整が長引く展開をイメージしましょう。

 

足元の株式市場が、上記の12月FOMCを控え不安定な動きを見せている状況を考慮すると、しばらく調整が続く可能性が高いと見ています。

一方、株式市場全体が不安定な動きを見せているものの、目先(来週末に掛けて)の押しは出遅れ銘柄の買い場と見ています。タカトリ(6338)のような既に大きく上昇した銘柄ではなく、出遅れを漁る場面が今後訪れる可能性が高いと見ています。この為、現状は銘柄選別が重要な局面にあると考えております。

 

 

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