投機マネー関与で今後急速に値を吊り上げてくると想定される案件

 

足元の個別株物色では昨年大きく売り込まれた新興株を見直す動き。日経平均などの主要株価指数の上値が重い現状は、個別株を選別物色する動きが続きそうです。

 

今の個別株物色を取り巻く環境は全面高という状況ではないものの、投機性資金はターゲットを絞る傾向が見られます。弊社ではJALCO(6625)やセルシード(7776)といった低位株のほか、イーディーピー(7794)、マイクロ波化学(9227)などの相場を初動段階から有料レポートで取り上げてきましたが、今後これらに続く値幅を狙える銘柄をいくつかマークしております。

 

投機マネー関与で今後急速に値を吊り上げてくると想定される案件等、新たな値幅取り候補の存在が浮上しております。このような短期物色に適した銘柄を、今後有料レポートで取り上げていく予定です。

 

 

マザーズ指数や東証グロース市場指数などの動きを見ると、やや上値が重い。1月の急上昇の反動から戻り売りが意識されやすい場面と見ているが、一方で大きく売り込む動きも限定的。

米国株市場がリセッションを懸念されつつも、昨年とは異なり年初から底堅い動きが続いていることも、日本株の動きに影響を与えています。

 

米国企業の2022年第4四半期(10-12月期)決算は、総じて減益が目立ちます。現時点で公表済みの企業では、平均して前年同期比では3%程度の減益。リセッションが懸念される中、マーケットの事前の予想が低い為、想定ほど悪くない印象。

この為、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)などの主要ITハイテク企業の決算通過後は、安堵から見直し買いの動きとなっている。この影響は、マザーズ指数や東証グロース市場指数の底堅さにもつながっている。

 

 

昨年は正解的なインフレ率の上昇に伴いFRBの利上げ政策が加速。これを受け、企業業績の悪化や景気後退を見込んで株式市場は弱気相場となったが、今年はFRBの利上げトーンは大きく後退している。

既に景気減速を織り込む相場は昨年の大幅な株価下落に織り込まれてきたわけで、今後は利上げペースを減速期待から、企業業績の底打ち→回復へ向けた期待感が株価の下支えとなりつつあります。

 

この為、今年は年間を通しては上昇基調が続く見通し。現状は1月上昇の反動で、上値の重さから下押す場面があれば買いの好機と見ています。

また、今の市場のムードも強気一辺倒でないあたりに、買い安心感があります。これが強気一辺倒であれば、投資家は戻り天井を意識する必要があるでしょう。今は「懐疑の中で育つ」相場展開をイメージ。昨年の相場ほど悲観的ではありません。

 

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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