個別株の物色動向(8月16日)

 

株式市場全体の動きを見ますと、現状は日経平均が6月中頃にピークを付けてから調整が続いています。6月の年初来高値以降、32000円を割り込む水準で下値がサポートされていますが、今後これを維持できるかは懐疑的に見ています。

米国市場でNASDAQがここ数週間、下げ基調が続いており、この軟調な動きが日本株へも影響を与えています。最近は中国景気の減速懸念も、世界的に投資家が株を買う動きを抑制させている側面があります。

 

国内市場では足元の押し目に対し買い向かう姿勢も見られますが、今後の方向性を判断するには時期尚早と考えています。

指数の動きにはあまり期待できない局面ですが、個別株では物色が活発化している銘柄も散見されます。

 

物色はインバウンド関連一強のようにも見えますが、地味ながら有料レポートでも取り上げたミクリード(7687)やjig.Jp(5244)のような成長企業のなかから、チャートが好転しつつある銘柄を拾うのも一考かと思われます。

 

※ ミクリード(7687)の日足チャート

 

最近は中国景気の減速懸念が欧米市場にも波及しています。この影響は日本株にも及んでおり、6月に配信したインフォマート(2492)のような不況に強い銘柄が買われ始めている物色動向にも注目すべきです。

また、今のように物色対象が入れ替わる転換期にある投資環境では、投機性の高い資金は機関投資家やファンド勢の動きを見越し、成長株を見直す傾向が出てきています。

また、有料レポートで配信後に急騰したジャパンエンジンコーポレーション(6016)を手掛けた投機筋などは、新たな物色候補を模索して仕掛けの準備を着々と進めていることも聞き及んでおります。

 

 

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