先週の株式市場は戻りを試す展開へ!気になる個別株の動きは?

 

先週の株式市場は、米国株高を受けて日経平均が戻りを試す展開へ。先週末日経平均の終値は32710.62円(9/1終値)で取引を終えています。8月18日に31275円まで売られた後は、一転して戻りを試す展開が続いています。

例年この時期は「ジャクソンホール会議(今年は8月24日から26日に開催)」でのパウエル米FRB議長の講演内容に注目が集まりますので、マーケットは様子見ムードが強まり易くなります。このため、このイベント前後に株式市場は目先の底を打つ傾向があります。

 

※日経平均の日足チャート

 

今年もジャクソンホール通過後は、現時点で戻りを試す展開となっている様子からもこの傾向が窺えます。依然為替は円安基調が続いていますが、ジャクソンホール以降は円売り・ドル買いの動きは、やや落ち着きを取り戻しているよう感じます。

この流れは、先週の日経平均が戻りを試す展開となった様子からも見て取れます。

 

今週以降の注目ポイントは、やはり9月19日~20日に予定されている米FOMC(連邦公開市場委員会)に向けて、今後の追加利上げの可能性が意識されてくると見ています。

投資家の関心は、年内の米利上げ終了と来年前半の利下げ開始を想定しつつ、パウエル米FRB議長の発言を注視しながらポジション調整する動きが続きそうです。

米金融当局の利上げ政策終焉が市場で意識されるようであれば、株式市場にとってはポジティブに作用すると見ています。

 

~最近の気になる個別株物色の動き~

今の個別株物色を取り巻く環境は全面高という状況ではないものの、投機性資金はターゲットを絞る傾向が見られます。

 

※河西工業(7256)日足チャート

 

※ジーエヌアイグループ(2160)の日足チャート

 

弊社では河西工業(7256)やジーエヌアイグループ(2160)などを有料レポートで取り上げ、8月広範囲掛けて相場となりましたが、これらに続く投機マネー関与で今後急速に値を吊り上げると想定される案件をいくつかマークしております。

このような新手の短期物色に適した銘柄を、今後の有料レポートで取り上げていく予定です。

 

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