エスケーエレクトロニクス(6677) 投資家の目線は潜在的な“のびしろ“に注目!株価と今後の対応

 

エスケーエレクトロニクス(6677)
2023年9月19日の終値は3285円(+105円)となっています

この銘柄に関しては、7月26日に1700円台で有料レポートにて配信した銘柄。また、今年2月には有料レポートにて1100円台で取り上げた経緯があり、いずれもバリュー株物色の流れに注目し、なかでも好業績な銘柄として潜在的な株価上昇力・見込みの高さにフォーカスして取り上げた銘柄です。

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~参考記事~
先週の日経平均は上値を意識した展開に!3連休前後の海外市場の動きと併せて、相場を再点検

同社は液晶用大型フォトマスクの設計・製造・販売を手掛けています。他社に先駆けてフォトマスクの高精細化対応や大型化対応を進めており、世界市場で高シェアを占めます。足元の業績は会社側の想定を大きく上回る推移が続いています。

 

※ エスケーエレクトロニクス(6677)の日足チャート

 

 

8月からの強い値動きは、同月開示された通期業績見通しの上方修正および、増配を好感したもの。この内容自体は投資家のこれまでの期待を大きく上回るもので、値動きは一転して強気相場へと発展しています。

最近の値動きは、9月11日に年初来高値3345円まで上昇した後は緩慢な値動きが続いており、現状の株価水準は一定の将来性を織り込んだ様子が窺えます。

 

ただ、PERは依然11倍台、配当利回りは4%を超えていることに加えて、将来的な業績上振れ余地は依然残されていると考えています。

 

一連の上昇は、潜在的な株価上昇力、つまりもともと株価上振れの要素を秘めていたものが、8月の決算発表で明るみに出た格好と言えます。

 

ちなみに、同社の手掛けるフォトマスク(第9世代)に次ぐ、次世代フォトマスクの量産可能とする体制を確保している点も、今後の優位性として理解しておく必要があります。この為、調整があれば押し目を拾いたい投資家は多いと見ております。

 

現状の株価水準は、一定の将来性を織り込んだところまでは上昇した状況ですが、依然さらなる「のびしろ」が期待される銘柄だけに、長期保有および調整があれば再度買いも検討する余地のある案件と見ております。

 

 

 

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