個別株の物色動向(9月21日)

 

きょう(2023年9月21日)の株式市場は日経平均が大幅続落。終値は32,571.03円(前日比-452.75円)。

昨夜の米FOMCを受けて、金融引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇。日米の金利差拡大が意識されて為替が円安に振れるなか、米国株市場は大きく下落しています。

 

先週の日経平均は一時節目である33500円を突破しましたが、今週は一転してこの上げ幅を帳消しにする動きとなっています。

今週は金融政策イベントが相次いでいる為、金利動向に関心が集まっており、株式市場も大きく反応しやすい局面と言えます。

 

明日は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えており、これに関しても日銀の今後の金融政策方針を占う上で、投資家の関心が高まっています。こういった背景から、今週は慎重姿勢を強まりやすい地合いと言えます。この為、物色の矛先は個別株に限定されています。

 

有料レポートで取り上げた経緯のある銘柄では、ADワークスグループ(2982)や、エスケーエレクトロニクス(6677)などのように、今後に業績に“のびしろ”がある銘柄が引き続き物色候補となっています。

また、投機筋絡みの案件ではJMC(5704)や丸三証券(8613)に短期資金が向かっている他、新しい候補としては有料レポートで9月前半に配信した3000番台某銘柄や、6000番台某銘柄の目先の動きが注目されます。

 

これは、今週の様に市場全体に影響を与える金融政策イベントなどの影響をあまり受けない点が共通していますね。

 

今のマーケットは先行き不透明感があれども悲観一辺倒ではない地合いです。いくつかの銘柄は、特定筋が関与している案件でもあり、混乱に乗じ短期資金が流入している様子も散見されます。

 

また、弊社有料レポートで8月前半に取り上げたアジャイルメディアN(6573)や7月後半に配信したエスケーエレク(6677)、8月中旬配信のJMC(5704)などに続く、新たな値幅取り候補も今後浮上してくることが期待されます。

いくつか案件は現在調査中でありますが、順次精査して近々有料レポートにて提供していきたいと考えております。

 

 

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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