ひとこと・・・ 週明けの東京市場は乱高下!地政学リスクとインフレ警戒

 

 

週明けの東京市場は波乱含みの展開。日経平均株価は一時700円を超える下落を記録し、市場の不安定さを露呈しました。その後は大引けにかけて買い戻されたものの、最終的には先週末比290円安で取引を終えています。

先週末の米国市場が大幅下落となったことや、イスラエルとイランの対立激化による地政学リスクも投資家のリスク回避姿勢を強めています。

もっぱら、10日の米CPI発表以降、インフレに対する警戒感から米FRBの利下げ期待が後退している点が大きな懸念材料だろうか。この点が昨年秋以降の株高を支えてきた最たる要因であるため、その影響が今後も続くのか気になるところだろう。5月1日~2日にはFOMC(米国連邦公開市場委員会)を控えており、神経質になり易い局面です。