マーケットは下落基調が鮮明な地合いです。日経平均は3月12日の安値38271円を、今後維持できるかが投資家の注目の焦点となっています。ここまでの株高は昨年秋から続いており、市場の過熱感に対する懸念も高まっています。
日経平均が今後、上記の3月12日の安値を割り込むような展開となれば、市場では買い控えが拡大すると見ており、これまでのような個別材料株を好循環で物色する流れは後退するかもしれません。
一方、今のように先行き不透明感が強まるような局面では、投機性の高い資金による短期物色が強まる傾向があります。具体的には倉元製作所(5216)やミガロ(5535)のような時価総額が100億円規模の小型株がフォーカスされ易いと考えています。また、新しい動きではインターアクション(7725)のような銘柄も、その小規模さと株価の機動性から注目度が増すかもしれません。
※上記は有料レポートで配信した銘柄と配信翌日始値からの上昇率
それぞれ買い手掛かりとなっている材料は異なりますが、背景には投機的な資本の流入がこの手の投機相場を支えているほか、値動きが軽いことから個人投資家の資金も追随し易いため、相場が一気に過熱する傾向があります。
この物色の流れに追随しそうな銘柄がまだまだ存在しており、新たに投機筋の“物色候補“または“乗り換え先”として今後急浮上してくる銘柄も出てくると思われます。
上記銘柄に続く「出遅れ候補」は既にいくつか挙がっていますが、各々案件を精査し、徹底的に絞り込んだ上で順次有料レポートにて取り上げていくことになりそうです。
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