ひとこと・・・ 日経平均は反発もトレンド転換の兆しは変わらず!個別銘柄に注目か!?

 

 

日経平均は大幅反落で取引を終えております。しかし4月17日の下落の時点で既に3月11日の安値を割り込んでいたため、チャートには強いトレンド転換の兆しが出ていました。

4月10日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回るインフレを示唆したことで、それ以降マーケットでは株式の利益を確定する流れが強まっています。

昨年秋頃から株高トレンドが続いていたことを考慮すると、タイミング的には利益確定が意識されても良いタイミングといえます。米3月CPIの発表がその口実になった感は否めませんが、このあたりで調整が入るのは株価変動のメカニズムから適正な動きといえます。

ただ個別株の物色面では北海道電力(9509)やレノバ(9519)、ミガロホールディングス(5535)、倉元製作所(5216)など逆行高の展開となっている銘柄も散見され、個別にフォーカスが当たる環境は続いています。3月高値までの強気相場の余韻は一部ではまだ続いています。