ひとこと・・・ 日経平均の戻りは緩慢なものの、投資家は大型株から小型株へと焦点を移す

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。しかし、広大な金融マーケット全体のマネーの流れを把握していくことは個別株においても非常に重要です。

 

日経平均は戻りを試すトレンドも、市場最高値41087.75円と比べて、現状は39000円の攻防。市場最高値を意識した展開が続く米国株と比較して、大きく遅れを取っています。ただ、現状は世界的に株高の流れにあるため、今の相場が大きく崩れることはなさそうです。一方、投資家は、大型株から小型株へと焦点を移しており、市場の新たな動きに注目が集まっています。

弊社有料レポートで取り上げてきた、日本製鋼所(5631)やミガロホールディングス(5535)、北海道電力(9509)、フジクラ(5803)などが新値追いの動きとなっています。最近は、小型材料株に対する物色が熱を帯び始めており、この物色トレンドは、該当する銘柄の価格変動に、良い意味で大きな影響を与える可能性があります。小型株は、大型株と比較して一般的にリスクが高いものの、投資家にとっては高いリターンを期待できるチャンスも提供します。

特に、将来性が高いと見込まれる分野や、まだ十分に評価されていない銘柄に注目することが、成功への鍵となるでしょう。小型株投資におけるリスクとリターンのバランスを理解し、適切な銘柄選定と分散投資戦略を行うことが重要です。