先週末の米国株式市場は、5月の消費者態度指数(米ミシガン大発表)に関するポジティブなデータが投資家の間で好感され反発。
消費者のインフレに対する見通しが改善されていることが示されており、木曜日に大幅安となった米国市場では一時戦慄が走りましたが、この発表は市場の警戒感を和らげる結果となりました。
NASDAQ100やS&P500の動きを見ると、依然高値圏を維持しています。一方、バリュー比率の高いNYダウ平均は続落しており、今はハイテク株が物色中の中心にある様子が窺えます。
この影響はきょうの日本株の動きにも出ており、米国市場の警戒感が後退したことで、東京市場も落ち着いた動きを見せています。
日本の株市場では、中小型株や材料株に対する関心が高まっている一方で、グロース250や東証グロース市場指数などの小型株比率の高い株価指数は下落傾向にあります。しかし、上昇率ランキングを見ると、投資家の間で特定の銘柄に対する投資意欲が高まっていることが示されています。
これは、市場全体の動きとは独立して、個別銘柄に対するポジティブな見方が存在することを意味しています。投資家の中でも特に投機性の高い資金は、市場の広範な動向を超えて、個々の銘柄の潜在的な価値を見出そうとしている様子が窺えます。新たな動きが期待される初動段階の銘柄については、詳しくは弊社有料レポートでも取り上げていくことになりそうです。
※上記は有料レポートで配信した銘柄と配信翌日始値からの上昇率
これまでの弊社有料レポートでは倉元製作所(5216)が再上昇の兆しを強めている他、北海道電力(9509)、フジクラ(5803)、ミガロ(5535)などの強い動きが継続。これらは、今後相場の仕上げへ向けて最も値幅を狙える局面へと発展する可能性が注目されます。
弊社では値幅を狙える銘柄をいくつかマークしておりますが、ミガロ(5535)に続く短期狙いの案件や、投機マネー関与で急速に値を吊り上げていきそうな銘柄も、今後いくつか控えております。このような新手の短期物色に適した銘柄を、有料レポートで取り上げていく予定です。
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