倉元製作所(5216)
2024年5月28日の終値は467円(+57円)となっています
5月15日に投稿した記事では、
「ボリンジャーバンドが再び拡張する兆しを見せています。今後相場が再びエクスパンションフェーズに入り、新たなトレンドが形成される兆しとも解釈できます。」
このように記載しましたが、ボリンジャーバンドの拡張が示唆していた通り、その後この相場は強い展開へと発展しています。
~5月15日投稿記事~
倉元製作所(5216)急騰、この相場と介入筋の動きは奥が深いね
倉元製作所に関しては、弊社有料ポートにて2月後半と3月中旬にそれぞれ150円より下で推移していた初動段階で三度取り上げてきた経緯があります。水面下でこの相場に関与している「某投機筋」の動きにフォーカスしたレポートを配信しています。
※ 倉元製作所(5216)の日足チャート
日足はきょうの時点でRSIが78.98ポイント台に達しています。この銘柄の過去10年を振り返ると、83ポイント台(2022年11月、2022年5月、2021年4月)や84ポイント台(2020年1月)、95ポイント台(2015年3月)まで買われたこともありますが、80ポイントから上は非常に稀な状態と見ることができます。
この水準まで来ると、天井を予想するのはナンセンスであり、80ポイント以上はいつ崩れてもおかしくない状態と認識しておく必要があります。
当然、過去のパフォーマンスが将来の結果を保証するものではありません。しかし、銘柄毎に流動性や人気度が異なるため、その銘柄特有の値動きの傾向・特性というものは存在します。
時価は2015年以来の高水準を記録しており、多くの投資家が含み益を享受している状況です。買い手は約定した瞬間に売り手に変わります。今週の出来高が既に高水準となっていることから、短期の売り需要はかなり大きいことが想像できます。
一方、時価水準以上を買いたい投資家(買い需要)がどの程度いるのかということを、目先は強く意識しておく必要があります。短期投資を分析する際には、これらの買い手と売り手のバランスを考慮することが非常に重要です。
マーケットでは、引き続き倉元製作所のような中小型株の材料株に対する関心が高まっています。日々の物色動向からも、投資家の間で特定の銘柄に対する投資意欲が高まっていることが示されており、市場全体の動きとは独立して、個別銘柄に対するポジティブな見方が存在することを意味しています。
新たな動きが期待される初動段階の銘柄については、ミガロ(5535)に続く短期狙いの案件や、投機マネー関与で急速に値を吊り上げていきそうな銘柄も、今後いくつか控えております。このような新手の短期物色に適した銘柄を、今後有料レポートでも取り上げていくことになりそうです。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。