昨夜は米国市場が祝日のため休場となり、手掛かり難のなか、きょうの日経平均は3日続伸となりました。
引き続き、米国のハイテク株は高値を維持している一方で、日本株は上値が重く、日経平均は一進一退となっていますが、一方で、小型株物色の動向は、銘柄選別次第で活況な一面も見られています。
これは、市場全体の動きとは独立して、引き続き個別銘柄に対するポジティブな見方が存在することを意味しています。米国株は利下げ期待の後退により揺れる場面もありますが、大きく崩れる様子が無いのであれば、日本株においても5月以降の地合いが続く可能性があります。
注意点として、倉元製作所(5216)やミガロ(5535)といった最近の個別株物色を象徴するような、「物色の柱」となった銘柄は、そろそろ相場が一巡してくるタイミングです。
それと同時に、「物色ターゲット」をローテートするタイミングにあると見ており、投機性の高い資金群は出遅れ銘柄へ乗り換えが進むと考えています。この辺の動きに、投資の新局面と隠れたチャンスが潜在していると見ています。
※上記は有料レポートで配信した銘柄と配信翌日始値からの上昇率
これまでの弊社有料レポートで取り上げた銘柄の中でも、上記は今週高値を更新している銘柄です。先週までとは顔ぶれがかなり異なり、物色の対象が変わってきていることが伺えます。このような「物色ターゲット」をローテートする動きが出てきていることは、投資家にとって、新たな投資機会へのシフトを促しています。
引き続き、個別株物色は投資家の間で特定の銘柄に対する投資意欲が高まっていることが示されています。これは、市場全体の動きとは独立して、個別銘柄に対するポジティブな見方が存在することを意味しています。
特に、投資家の中でも投機要素の強い資金は、市場の広範な動向を超えて、個々の銘柄の潜在的な価値を見出そうとしている様子が窺えます。
上記図のような銘柄は、今後相場の仕上げへ向けて最も値幅を狙える局面へと発展する可能性が注目されます。また一方で、それとは別に、弊社では今後新たに注目されてくる銘柄を初動段階からピックアップしていくと同時に、新手の短期物色に適した銘柄を、有料レポートで取り上げていく予定です。