ひとこと・・・ 日経平均は4営業日続伸、今週は4万円台を回復

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。しかし、広大な金融マーケット全体のマネーの流れを把握していくことは個別株においても非常に重要です。

 

 

今週の株式市場は、日経平均株価が4営業日連続で上昇しており、40000円の大台を回復。この流れは、日本のバリュー株が海外投資家によって割安と評価されていることから、その関心が高まっていることが背景にあります。特に、最近は円安が加速しており、これが日本株に対する買い意欲の高まりを後押ししています。また、史上最高値を更新する米国株の割安感が、乏しくなっていることも背景にあります。

コチラ↓の記事でも書きましたが、海外勢は日本株を選好し易い環境です。
今週の株式市場と物色

上記記事から一部抜粋

「割安さと値ごろ感から、海外勢は日本のバリュー株を選好して物色している様子が窺えます。これが日経平均やTOPIXを押し上げています。来週の日経平均は4万円回復も意識されそうですが、日本株は割安感から海外投資家のバリュー株に対する選好物色が続くのか注目されます。」

 

海外投資家目線では、1ドル=161円台という円安の影響から、割安な日本株への投資がさらに注目されています。興味深いのは、足元で日米金利差が縮小しているにも関わらず、円安が加速していることです。今後の市場の注目は、日経平均が4万円台を維持するかに関心が集まりそうです。

 

※ 日米金利差チャート