ビザスク(4490)
2024年8月27日の終値は1754円(+28円)となっています
7月以降、株価の上昇が止まらないビザスク(4490)ですが、依然として上値余地が大きく残されている銘柄と考えられます。
ビザスクは、専門知識を持つアドバイザーとその知見を必要とする企業を結びつけるプラットフォームを提供し、企業の業務効率化をサポートしています。
主力サービスである「ビザスクInterview」は、企業が専門家とのインタビューを通じて迅速に専門知識を得られるようにするもので、ビザスクの成長と収益拡大に大きく貢献しています。このサービスを利用することで、企業は新規事業の開発や市場調査を効率的に進めることができます。
またこの銘柄に関しては、弊社の有料レポートで、投機性の強いファンド絡みに案件として900円台で取り上げた銘柄でもあります。今年発表されている業績の推移には改善の兆しが見られ、成長路線への回帰が期待される案件として取り上げた経緯があります。
※ ビザスク(4490)の日足
日足に注目すると、株価は上昇トレンドを形成しており、25日移動平均線を下回ることなく推移しています。このことは、投資家が25日移動平均線を重要なサポートラインとして認識しており、この水準を目安に、積極的な買い注文を入れていることを示しています。
このサポートラインが株価の下落を防ぐ役割となり、さらに上昇トレンドが続く限り、株価は引き続き高値更新が期待できる状況です。
現時点では、この上昇トレンドが崩れない限り、相場はその流れに沿ってさらに上昇する可能性が高いと考えます。こうしたトレンドの継続は、短期的な利益獲得の機会を提供するだけでなく、ビザスクの長期的な成長期待を裏付けるものとしても重要な意味を持っています。
かつてビザスクは、ハイグロース株として大いに注目を浴び、株価は7000円台まで急騰した経緯があります。しかし、ビザスクは2021年にM&Aを通じて積極的な事業拡大を図りましたが、その後しばらく業績が停滞していました。
最近になってこのM&Aを通じた積極的な事業拡大が徐々に成果を上げ始め、業績の改善に繋がっていると考えられます。同時にこの復調の兆しは、投資家に強い期待感を抱かせ、株価の見直しを促す要因となっています。
直近3四半期の業績は改善が顕著であり、特に2024年7月12日に発表された決算が投資家の信頼を大きく高めています。このことは、7月以降に株価の動きが一変している様子からも確認でき、この値動きは投資家の関心の高さを示しています。
株価はこの1か月で高いパフォーマンスを見せていますが、ビザスクの成長ポテンシャルは依然として大きく、相場のピークはまだ遠いと見られています。現在の株価上昇が一時的なものではなく、持続的な成長の始まりであるならば、今後もビザスクの株価が高値を目指すことが期待されます。今後の業績や市場動向を注視することで、さらなる投機チャンスを見出すことができるでしょう。
市場全体の流れを越えて、個々の銘柄の潜在的な価値を見出そうとする、投機筋達の様々な動きが出てきています。これに対して、弊社は今後注目される銘柄を初動段階からピックアップし、投資家にとって適した短期物色の値幅取り候補を、有料レポートで取り上げていく予定です。