セルシード(7776)の再上昇は続くか?投機筋の思惑と新たな動きに注目!

 

セルシード(7776)
2024年9月2日 前場終値は901円(+22円)となっています

7月後半から大きな調整局面を迎えていたセルシード(7776)でしたが、最近の相場では再び上昇の勢いを取り戻しています。投機筋達の間で、この銘柄が再度高値を更新する可能性があるかどうかについて、注目が集まっています。

 

セルシードは「再生医療技術」の研究開発を行うバイオベンチャー企業です。主に、細胞シート技術を基盤とした再生医療製品の開発に注力しており、医療機関や研究機関と連携して臨床応用を目指しています。

またこの銘柄に関しては、バイオ関連株への注目が高まることを見越して、弊社の有料レポートで200円台の時に取り上げてきました。また、投機系ファンドが絡む値幅取りの候補として、5月後半から2度配信した経緯があります。現状でも、短期資金が流入する場面では、強い相場に発展する可能性を秘めている点が特徴です。

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2024年6月後半から7月にかけて、セルシードの株価はわずか1か月で5倍近くに跳ね上がりました。この急騰の背景には、投機性の高い資金がバイオベンチャー株を活発に物色するという地合いが大きく影響しています。個人投資家やヘッジファンドなどがこの流れに乗り、投機性の高い短期資金が一気にセルシードに流入したことが、短期急騰を引き起こした要因と考えられます。

8月以降のセルシードの回復は、この時の過熱した投機相場が再び発展する可能性を示唆しています。

この手のバイオベンチャー株をターゲットとした投機相場は、投資家にとってリスクも高い一方で、大きなリターンを期待できることから、その動向には常に注目が集まります。特に、投機筋による株価の操作で大きな変動が起きるときは、リスクが高くなりますが、同時に価格変動を利用して利益を得るチャンスにもなります。そのため、投資家はさらなる株価上昇を期待しながらも、慎重な判断をすることが重要です。

 

※ セルシード(7776)の日足

 

ここ最近の日足は伸び悩んでいるものの、7月後半から8月にかけての値動きからは、投資家の間でこの銘柄が再評価される余地があるとの認識が広まっている様子が伺えます。現状では、RSIやMACDといったオシレーター系のテクニカル指標は買い継続を示唆しています。

また、直近7営業日の値動きからは、過熱感はそれほど高くない為、この相場にはまだ“伸びしろ”があると見ています。特に、価格帯別出来高から、980円以上は商いが薄い様子が確認でき、目先的にこの水準を上へ抜けるようなら、値幅を伴う可能性が一気に高まりそうです。

 

バイオベンチャー銘柄として知られるセルシードは、短期的な株価の変動が激しいため、投機的な資金が集中しやすい傾向があります。

そして、セルシードの相場を動かす投機系ファンドの特性を考慮すると、再び高値を試す場面が今後訪れる可能性が高いと考えています。これらのファンドは、大きな利益を狙って短期間での急騰を仕掛けることが多く、そのために市場に与える影響も大きくなる傾向があります。今回の相場での再上昇も、そうした投機的な動きの一環であると見ることができます。

このような相場の動きを注意深く見守りながら、今後のセルシードの株価には大きな変動が期待される一方、投資家には慎重な対応が求められます。この相場が再び高値を更新する可能性があるとはいえ、今後の展開に期待しつつも、冷静な判断を忘れずに行動することが求められるでしょう。

また、セルシードを仕掛ける投機系ファンドの活動には、水面下で新たな動きが見られます。この投機系ファンドは、セルシードの続く新たな値幅取り候補の選別を済ませ、既に仕込みを進めているようです。この動きについては、タイミングを見計らい、弊社の有料レポートで取り上げることになりそうです。

 

弊社の有料レポートでは、地合いや市場の投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を厳選しています。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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