REVOULTION(8894)
2024年11月22日の終値は621円(-30円)となっています
REVOULTION(8894)の株価が最近大きく上昇していますが、この勢いは今後も続くのでしょうか?また、今後の展望について、本記事では株価上昇の背景や今後の注目ポイントを詳しく解説します。
REVOULTION(8894)は、主に中古不動産の買取・再生、マンション販売、仲介業務、不動産賃貸の管理業務、自己資金を用いた投資事業、不動産クレジット事業などを手掛けています。不動産事業が売上高の約93%を占めています。
またこの銘柄に関しては、弊社の有料ポートで投機筋が関与する案件として、9月後半に340円付近(株式併合後換算)で取り上げた経緯があります。売買が活発化するとボラティリティが想定以上に拡大する傾向があり、投資家にとっては短期で値幅を狙う機会を提供する場面が多い銘柄でもあります。
REVOULTIONの株価が急上昇している背景について、まず2024年10月16日、REVOULTIONは2024年10月期の連結経常損益予想を従来の3.8億円の黒字から4.2億円の黒字へと、9.5%上方修正しています。この上方修正は、物件の売却や仲介案件が予想を上回る進展を見せたことが主な要因です。また、この相場には投機色の強い資金も多く流入しており、水面下では投機筋による活発な売買が散見されています。その結果、特に投機筋の関与が活発化した8月以降の相場では、値動きが激しく、ボラティリティが高い点が特徴的です。
さらに、同社は2024年10月に株式併合を実施しました。この施策により発行済株式数が減少し、1株あたりの価値が向上し、これが投資家の関心を高め、株価上昇の一因となっています。加えて、REVOULTIONは最近、第三者割当による新株予約権の発行を複数回行い、資金調達を進めています。この資金調達は事業拡大や財務基盤の強化に寄与すると期待されています。
こうした要因を考慮すると、REVOULTIONは注目に値する銘柄ですが、投資を検討する際にはいくつかの注意点があります。
まず、業績改善が一時的なものではなく、持続的な成長が見込めるかを、今後のIR等を踏まえ確認していくことが重要です。また、株価が急騰している場合、短期的な調整が入る可能性があります。適切な売買のタイミングを見極めるために、テクニカル分析を判断材料の一つとして活用しましょう。
※ REVOULTION(8894)の日足
日足チャートを見ると、上下に激しい値動きが見られるものの、8月以降は下値を切り上げながら上昇トレンドが続いています。RSIやMACDといったオシレーター系テクニカル指標は買い継続を示唆している一方、現在の600円台は年初来高値付近に位置しており、11月にかけての急上昇により短期的な過熱感が高まっています。このような局面では乱高下が起こりやすい状況です。
過熱感による調整ムードが強まる可能性も考えられますが、仮にそうなったとしても、8月以降の上昇トレンドが崩れない限り、慌てて売却する必要はありません。短期的な調整局面を視野に入れつつ、今後の相場展開に注目しましょう。
REVOULTIONの今後の相場展開も気になるところですが、特に注目すべきは、この銘柄に関与している投機筋が新たな値幅取り候補の模索に動き出していることです。この新たな案件が年末にかけて大相場となる可能性があるため、弊社の有料レポートでも今後取り上げていく予定です。
REVOULTION(8894)に続く新たな値幅取り候補は、これ!