JVCケンウッド(6632)
2024年12月6日の終値は1571.5円(-19.5円)となっています
JVCケンウッド(6632)は、前回の記事で指摘した上昇トレンドを維持しつつ、さらなる成長が期待される状況が続いています。特に、ファンダメンタルズ面での進展が見られ、引き続き株価の上昇余地があると見ています。
またこの銘柄に関しては、弊社の有料レポートにて900円付近で取り上げた経緯のある銘柄です。長期上昇トレンドが続いているうえ、投機性資金の流入によりボラティリティが高まるチャンスが多い特徴があります。そのため、相場のリズムをつかむことで、売買タイミングに恵まれることが多い銘柄の一つと言えるでしょう。
~前回の記事~
JVCケンウッド(6632)、強まる上昇基調と今後の展望を徹底分析
ファンダメンタルズ面では、同社が11月28日に神奈川県から取得した「第三種医療機器製造販売業」の許可により、2025年4月から医療用画像診断ディスプレイの販売が可能となり、本格的な医療分野への進出が期待されています。成長が見込まれる医療機器市場で確固たる地位を築ければ、新たな収益源として大きな役割を果たす可能性があります。
さらに、12月4日にはカーナビ、無線システム、音響やプロジェクターなどの技術開発部隊を1カ所に集めた、新たな技術開発拠点を公開しました。この拠点は次世代製品の研究開発を進める場として、同社の技術力と競争力を一層強化することが期待されます。
これらのポジティブな動きが市場で評価され、株価が再び上昇基調にあることを裏付けています。
※ JVCケンウッド(6632)の日足
テクニカル面では、短期移動平均線が中長期線を上抜けるゴールデンクロスが形成されており、明確な上昇トレンドを示しています。RSIは現在65ポイントで推移しており、過去のデータからもさらなる上昇余地があると考えられます。
特に注目すべきは、医療分野への進出や技術革新が市場でポジティブに受け止められ、これが新たな資金流入を呼び込む要因となっている点です。既存事業の強化に加え、新規分野への進出を積極的に進める経営姿勢が、業績への好影響を期待させます。これらの取り組みが順調に進む限り、成長ストーリーは継続し、株価は上昇トレンドを維持しながらさらに高値を目指す展開が見込まれます。
弊社では、次に注目すべき新たな値幅取り候補の動向を徹底分析し、その成長可能性を見極めています。そして、この新しい有望銘柄の詳細についても、今後当社の有料レポートで順次配信してまいります。