リミックスP(3825)、活況な仮想通貨市場と投機ファンドの思惑が交錯!今後のリスクと展望

 

リミックスポイント(3825)
2025年1月27日の終値は583円(-10円)となっています

リミックスポイント(3825)の株価はここ1~2か月で大幅な上昇を記録しています。前回の記事を投稿した昨年12月11日の408円から約43%の上昇となり、この動きは仮想通貨市場の好調さと密接に関連しています。

また、この銘柄に関しては、弊社有料レポートで100円台の段階から注目してきた案件の一つです。特に、外資系の投機ファンドが関与する銘柄として、短期的な値幅取りを狙った戦略の一環として10月から取り上げてきた経緯があります。

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~前回の記事~
リミックスポイント(3825)は高値圏での攻防!その背景と今後の見通し

 

仮想通貨市場では、ビットコインが史上初の10万ドル台を突破した(2024年12月5日)後、さらに上昇基調を維持しており、リミックスポイントの収益期待を押し上げています。同社が運営する国内外の投資家向けに仮想通貨取引サービスを提供するビットポイントジャパンは、この活況な仮想通貨市場の恩恵を大きく受けている事業の一つです。リミックスポイントグループの中核を担う企業で、主要通貨に加えアルトコインの取引拡大により収益を増加させています。特に2024年後半の仮想通貨市場の活況は、取引手数料収入が大きく寄与し、業績を押し上げる要因となっています。

また、昨年11月以降のリミックスポイント急騰には、某外資系投機ファンドによる仕掛け的な投機活動が大きな影響を及ぼしています。この投機ファンドは、戦略的な資金回転と短期的な急騰相場を形成する手腕に長けている点が特徴です。不安定な市場環境下でも、投資対象を高精度で見極め、選定した銘柄に集中的に資金を投入することで、値動きに着目した短期資金の流入を加速させ、想定を上回る株価上昇をしばしば実現しています。こうした特徴が、リミックスポイントの11月の急騰にも反映されたと見られます。

 

一方、活況な仮想通貨市況に触発されて、短期値幅取りの動きを強めた個別銘柄はリミックスポイント以外にも多く存在します。しかし、その中でもリミックスポイントは、ずば抜けてパフォーマンスが高く、投資家の参入率も非常に高いことが特徴です。つまり、リミックスポイントは関連銘柄の中でも特に人気が高く、このテーマ物色の中心的な存在となっています。

 

※ リミックスポイント(3825)の日足

 

今月に入ってからの株価上昇は、テクニカル指標からも裏付けられます。MACDは買いトレンドを示しており、RSIも高水準ながら過熱感は幾分和らいでいます。そのため、健全な調整を挟みながら、さらなる上昇が期待できる展開です。また、出来高の増加も顕著で、短期投機筋による資金流入が依然として活発であることが窺えます。こうした特性は、流動性が高くボラティリティの高いリミックスポイントにとって、多くの投資家を引き付ける要因になっています。

 

今後もリミックスポイントの株価は、仮想通貨市場の動向、特にビットコイン価格の変動に連動して推移すると考えられます。ビットコイン価格の上昇が続けば、同社の収益への期待が高まり、株価上昇を後押しする可能性が高いでしょう。ただし、仮想通貨市場特有の高いボラティリティや、規制環境の変化には注意が必要です。短期的な値幅取りを狙う投資家にとっては引き続き魅力的な銘柄と言えますが、中長期的な視点では市場の動向を慎重に見極めることが重要です。

今後の相場展望として、この相場は既に2022年6月高値水準である740円が意識され始めており、今後はこの水準を踏まえた相場展開になりそうです。当然、この相場に関与している投機系ファンドの今後の動きがカギを握ります。この投機ファンドは、ターゲット銘柄に資金を集中的に投入し、短期間で大きな値動きを生むことで市場を活性化させてきました。今後も彼らの戦略や資金動向が相場全体に与える影響が注目されます。引き続き、仮想通貨市場全体の動きと同社の動向を注視していくことが重要です。

 

 

弊社では、このような個別材料株物色を取り巻く市場環境を踏まえ、今後の相場において短期的な投資チャンスを的確に捉え捉えることを目指します。収益機会を最大限に活かすべく、今後急速に株価が上昇すると想定される銘柄を既に複数選定しており、その動向をマークしております。

今後、これまでの個別株物色を牽引してきた銘柄とは異なる新たな銘柄群が急浮上してくる展開も十分に想定されると考えております。このような短期的な物色に適した銘柄群については、今後も弊社の有料レポートで詳細な分析とともに取り上げていく予定です。

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