ベースフード(2936)、収益改善で見直しの動き!相場は次のステージへ発展するか注目!

 

ベースフード(2936)
2025年1月28日の終値は490円(-5円)となっています

ベースフード(2936)は、昨年秋に株価が急上昇した後、一時は調整局面に入りましたが、最近再び上昇傾向が強まっています。今後、さらに活発な値動きが見られる可能性があるとして、注目を集めています。

 

ベースフードは、「完全栄養」をコンセプトに、パンやパスタなど、主食に不足しがちな栄養素をバランス良く補い、バランスの取れた食事を提供する『BASE FOOD』シリーズを展開しています。忙しい現代人や健康意識の高い人々に向けて、手軽に栄養満点の食事を楽しめる商品を開発・販売しています。

この銘柄については、弊社の有料ポートで昨年9月中旬ごろに220円で配信。当時は、投機性の高いファンド資金が介入している案件として取り上げた経緯があります。物色テーマとしては、健康・機能性食品関連が注目されており、フルッタフルッタ(2586)やウェルディッシュ(2901)といった銘柄が人気化した背景があります。また、ベースフードに関しては、売上成長率の高さが際立っており、今後業績内容が大きく変化する可能性を秘めた銘柄です。そのため、短期的な値動きだけでなく、中長期的にも成長が期待できる案件として注目しています。

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※ ベースフード(2936)の日足

 

1月14日に発表された最新の決算では、収益性が大きく改善しました。売上総利益率が向上したのは、広告費などを効果的に抑え、コスト削減に成功したためです。また、売上高も安定して伸びており、香港での成功を受け、海外展開にも力を入れています。収益性の改善は、投資家にとって大きな魅力となっています。このため、ベースフードへの関心が再び高まっていると考えられます。

新たに注目したいのは、国内市場での健康志向の高まりを背景に、完全栄養食品市場が拡大している点です。同社は店舗数の拡大や配荷率の向上を進めており、これが売上成長をさらに後押しする可能性があります。また、分子工学や微生物工学を活用した新製品の開発に注力しており、味や栄養バランスを改善する取り組みが顧客満足度を高め、ブランド力の強化につながっています。これらの取り組みが、長期的な成長を支える要因となるでしょう。

 

日足を見ると、RSIやMACDなどのテクニカル指標は買いシグナルを示しているものの、やや過熱感が感じられる局面です。特に450円〜520円の価格帯は昨年秋に大きな出来高を伴ったレンジであり、この水準では戻り売りの圧力が強まる可能性があります。そのため、目先は一時的に500円付近で上値が重くなる展開も想定されます。

一方、逆にこの価格帯を突破すれば短期的な需給が大きく改善し、さらに値幅を狙う動きが加速する可能性が急浮上します。今のところ出来高の推移は少なめですが、投資家の関心が高まり商いが増加すれば、より活発な値幅取りの動きが期待されます。この為、相場がどの程度人気化するかが、今後の相場発展の鍵となります。

 

 

弊社では、このような個別材料株物色を取り巻く市場環境を踏まえ、今後の相場において短期的な投資チャンスを的確に捉え捉えることを目指します。収益機会を最大限に活かすべく、今後急速に株価が上昇すると想定される銘柄を既に複数選定しており、その動向をマークしております。

今後、これまでの個別株物色を牽引してきた銘柄とは異なる新たな銘柄群が急浮上してくる展開も十分に想定されると考えております。このような短期的な物色に適した銘柄群については、今後も弊社の有料レポートで詳細な分析とともに取り上げていく予定です。

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