サイバーステップ(3810) 新高値更新で上昇トレンド加速か!?

 

サイバーステップ(3810)
2025年2月7日の終値は390円(-15円)となっています

サイバーステップ(3810)は、前回の記事で指摘した上昇トレンドを維持しながら、さらに上値を試す展開となっています。特に本日は値動きが大きく、425円の高値を記録するなど、投機資金の流入を背景に新たな上昇局面へ移行しつつあります。

 

~前回の記事~

サイバーステップ(3810)、暗号資産×仕手筋マネーで上昇ピッチを加速!

 

また、この銘柄は、弊社の有料レポートで160円付近から注目してきた銘柄です。低位株であるため、人気化すると投機性が増し、ボラティリティが高まる傾向が顕著に表れます。この特性から、短期的な値動きを狙う投資家にとっては魅力的な銘柄である一方、慎重なリスク管理が求められる点も留意すべきでしょう。

» 弊社有料レポートについてはこちら

 

※ サイバーステップ(3810)の日足

 

この1か月間の株価の推移を見ると、おおむね300円前後での値動きが続いていましたが、今週は425円の高値を記録するなど、値動きに大きな変化が見られます。特にここ数日は毎日出来高が200万株を超えており、注目度の高さが伺えます。

また、テクニカル指標では、RSI(相対力指数)が70を超え、過熱感を示しつつも強い上昇トレンドを維持しています。加えて、移動平均線との乖離率が拡大しており、短期的な勢いが加速していることが分かります。さらに、値動きの変化に伴い、短期的な需給も急激に変化しています。個人投資家や投機筋の積極的な買い意欲が高まっており、特に出来高の増加がそれを裏付けています。これらの要因から、この相場が新たな上昇局面へ突入しつつあることが確認できます。

 

今週の急騰の背景には、同社が暗号資産関連事業の強化や、新たな事業展開を発表したことが大きく影響しています。具体的には、エンターテインメント事業や投資事業を行う新たな子会社の設立を発表し、市場の期待を集めました。これにより、短期資金が再び集中し、株価の急騰につながったと考えられます。

 

もともとサイバーステップは、オンラインゲーム開発を手掛ける企業であり、特に海外市場に強みを持っています。2025年に入ってからの株価の動きは、昨年末からの上昇基調を引き継ぐ形となっており、暗号資産事業とのシナジーを期待する投資家が増加したことが、株価の支援材料となっています。

加えて、短期的な投機資金の動向も株価の変動に大きく関与しています。特に低位株である同銘柄は、投機筋による仕掛けが入りやすく、値動きが加速しやすい特徴を持っています。2024年末からの急騰時と同様に、今回の上昇局面においても、ファンドなどの投機的な資金が、この相場の値動きに大きな影響を与えています。

 

現在の相場環境を考えると、サイバーステップの株価は引き続き高いボラティリティを伴う展開が続くと予想されます。2025年1月時点では396円の高値突破が注目されていましたが、今回425円まで上昇したことで、新たなレジスタンスラインが形成される可能性があります。一方で、短期筋の利益確定売りによる調整局面も想定されるため、今後の短期需給の変動を注意深く観察していく必要があります。

 

市場全体としては、2025年に入ってからも投機性の高い銘柄への資金流入が続いており、サイバーステップもその中心的な銘柄の一つとして注目されています。特に暗号資産関連事業の進展や、新規事業の動向が市場の関心を集めており、今後の展開次第ではさらなる株価の変動が見込まれます。

 

今後のポイントとしては、新たな材料の発表や投機筋の動きに加え、個別株物色の流れがどのように推移するかが焦点となります。前回の記事でも指摘した通り、この銘柄の特性上、投機資金が集中すると短期間で大きな値動きを見せる可能性があるため、投資家にとってはリスク管理を徹底しながら、ボラティリティが高まる機会を上手く捉えることが求められます。

昨年末に続き、2025年に入ってからもサイバーステップの株価は大きく変動しています。引き続き、暗号資産関連の成長戦略と投機的な資金の動きが交錯する中で、高いボラティリティを伴う展開が続く可能性があると考えられます。

 

弊社では、個別材料株物色を取り巻く様々な市場環境を踏まえ、今後の相場において短期的な投資チャンスを的確に捉え捉えることを目指します。収益機会を最大限に活かすべく、今後急速に株価が上昇すると想定される銘柄を既に複数選定しており、その動向をマークしております。

今後、これまでの個別株物色を牽引してきた銘柄とは異なる新たな銘柄群が急浮上してくる展開も十分に想定されると考えております。このような短期的な物色に適した銘柄群については、今後も弊社の有料レポートで詳細な分析とともに急騰候補を取り上げていく予定です。

厳選値幅取り候補 有料レポート一覧