ブシロード(7803)、上昇トレンドは継続!割安感と投機資金が後押しする注目局面へ

 

ブシロード(7803)
2025年4月30日の終値は573円(+17円)となっています

弊社が3月15日に公開した前回の記事では、好調な海外展開と業績の上方修正、さらには「ゴジラ カードゲーム」など大型IPによる収益拡大見通しを取り上げましたが、それらの期待は現在も変わっていません。加えて直近では、音楽ユニット「夢限大みゅーたいぷ」の新作リリースなど、エンターテインメント分野での話題提供も続いており、IP価値の向上が株価の下支え要因になっています。

~前回の記事~
ブシロード(7803)は調整中も成長期待は健在!海外市場拡大と投資妙味を探る

 

また、この銘柄に関しては、投機系ファンドが関与している案件でもあり、1月に弊社の有料レポートにて400円で取り上げた経緯があります。いま尚、株価の上昇トレンドは続いていますが、短期資金の流入が加速する局面では、依然として強い相場に発展する可能性を秘めています。また、個人投資家からの人気が高いことも、この相場の流動性と投機性を高める要因となっています。

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3月中旬以降の値動きは、いわゆる「トランプショック」に伴う外部環境の不安定さから調整局面も見られましたが、株価は基調として依然として上昇トレンドを維持しています。この相場で、特に注目したいのは、5月15日に予定されている2025年6月期本決算の発表を前に、投機性の高い短期資金の流入が再び強まりつつある点です。

TCG(トレーディングカードゲーム)ユニットを中核とした同社の事業構造は、足元でも引き続き好調であり、株価水準に対する割安感も意識され始めています。

 

現時点でのPERは25.9倍、PBRは1.74倍と、やや高めの水準に見えるものの、今期業績が前年比で大幅増益(営業利益58%増、純利益86%増)と予想されていることを踏まえれば、これらの指標は成長企業としては十分に許容される範囲と言えるでしょう。

むしろ、将来的な海外収益拡大や新規IP投入などを織り込めば、株価はなお上値余地を残しているとの見方もできます。こうした背景から、投資家の視線は既に今期(2026年3月期)の業績進捗と成長シナリオに向けられつつあります。

 

※ ブシロード(7803)の日足

 

足元の値動きを見ると、板の薄い局面では株価が急伸する傾向も見られます。これは、地合いの改善に伴い、個人投資家や短期筋の動きが活発化している環境に加え、同社が持つ「小型成長株」という位置づけが市場環境にフィットしている証左でもあります。今後の材料としては、5月の決算内容次第で一段高となる可能性も否定できず、短期的な投機資金に加えて、中長期資金の流入も視野に入り始めていると言えるでしょう。

 

ブシロードは、複数の事業ポートフォリオとグローバル戦略を武器に、エンタメ業界での存在感を強めつつあります。2025年後半以降は、グローバルIPの展開拡大も控えており、成長期待は衰えていません。現水準の株価は、その将来的な収益力に対してまだ十分に織り込まれていない印象を強く感じます。

今後は、決算発表を契機にその前後で株価がどのような値動きを見せるかが注目されます。この局面をきっかけに、投機資金が本格的に仕掛けに転じるタイミングを探る展開が想定されます。昨年秋以降の堅調な値動きからも読み取れるように、投資家の関心は一段と高まっており、株価の上昇余地は依然として大きいと見られます。

 

 

弊社では、個別材料株物色を取り巻く様々な市場環境を踏まえ、今後の相場において短期的な投資チャンスを的確に捉え捉えることを目指します。収益機会を最大限に活かすべく、今後急速に株価が上昇すると想定される銘柄を既に複数選定しており、その動向をマークしております。

今後、これまでの個別株物色を牽引してきた銘柄とは異なる新たな銘柄群が急浮上してくる展開も十分に想定されると考えております。このような短期的な物色に適した銘柄群については、今後も弊社の有料レポートで詳細な分析とともに急騰候補を取り上げていく予定です。

厳選値幅取り候補 有料レポート一覧