今週の物色は、好決算銘柄をはじめ低PBR銘柄を中心に、バリュー株がフォーカスされた感があります。
割安感のある銘柄へ短期資金が流れている様子が見て取れました。
北海道電力(9509)などもこの流れにあります。
また他方では、今後中国関連にもスポットが当たる流れにあります。背景には、春先から中国経済の底入れ観測が高まっていることが挙げられます。世界の株式市場が4月19日の安値から切り返しておりますが、中国株の回復の著しさが目立ちます。
※ 香港ハンセン株価指数の日足チャート
中国経済の回復期待が高まる中、多くの指数が安値から大きな上昇を見せています。この動きは、中国政府の政策支援や海外からの資金流入の回復、経済と収益の改善が市場の底打ちを示唆していると分析されます。
株式市場は景気回復に先行して上昇するため、中国経済の底入れを買う動きが続くようなら、上記指数の上昇が続くと見ています。このトレンドが続けば、今後日本株でも中国関連銘柄への資金流入が期待されそうです。
さて、足元の日経平均は非常に緩やかな戻り基調が続いておりますが、短期狙いの投機性資金のターゲットは低位株や値動きの軽い小型材料株の一角へ向かう流れが継続しております。
※上記は有料レポートで配信した銘柄と配信翌日始値からの上昇率
今週の物色では、弊社有料レポートでも取り上げた北海道電力(9509)やフジクラ(5803)、セキュア(4264)、ミガロHD(5535)などが高値を更新。
また新たに、4月の相場で急騰となった低位株である倉元製作所(5216)や、個別の手掛かりで短期資金の流入が加速したジェイ・イー・ティ(6228)、ミガロ(5535)などに続く値幅取り候補を選別中です。
弊社リサーチチームでは、これらに続く新たな値幅取り候補に照準を合わせており、分析を進めております。今後、弊社有料レポートでも、仕込みの好機となる銘柄から順次取り上げていく予定です。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。