倉元製作所(5216)急騰、この相場と介入筋の動きは奥が深いね

 

倉元製作所(5216)
2024年5月15日の終値は328円(+76円)となっています

倉元製作所(5216)は、今週に入ってから動意含みの動きを見せていましたが、きょう(5月15日)は一時ストップ高の展開を見せています。投機性の高い低位株の動きが足元で活発化しているようですね。

倉元製作所に関しては、弊社有料ポートにて2月後半と3月中旬にそれぞれ150円より下で推移していた初動段階で三度取り上げてきた経緯があります。水面下でこの相場に関与している「某投機筋」の動きにフォーカスしたレポートを配信しています。

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※ 倉元製作所(5216)の日足チャート

 

日足では、MACDが本日買い転換しています。また、今週の動きでボリンジャーバンドが再び拡張する兆しを見せています。今後相場が再びエクスパンションフェーズに入り、新たなトレンドが形成される兆しとも解釈できます。この場合、ボラティリティが高くどちらか一方向に動くトレンドが発生しやすい相場となり、値幅を大きく狙いやすいタイミングと言えます。

一方、RSIは70.34まで上昇しており、確かに一般的な基準では「買われ過ぎ」と見なされることが多いでしょう。しかし、過去の動きを見ると、今年つけた80ポイントや2022年には86ポイントまで上昇したことを考えると、市場の状況や流動性によっては、さらなる上昇の可能性も否定できません。過去のパフォーマンスが将来の結果を保証するものではありませんが、銘柄毎に流動性や人気度が異なるため、その銘柄特有の値動きの傾向・特性というものは存在します。

 

ところで、マーケットは4月の調整局面から落ち着きを取り戻しつつありますが、決算発表がピークを迎えて一巡してくると、手掛かりを失いがちです。今年の相場はそういう場面で時価総額が小さく値動きの軽い銘柄が選別物色される傾向があります。

2月の決算発表シーズン後、アゴーラ(9704)やピクセルカンパニーズ(2743)の株価が大きく動いたことは多くの投資家にとって驚きでした。特に、低位株のなかでもでも投機性の高い銘柄は、市場の注目を集めやすく、今後も予期せぬ株価の上昇が見込まれます。

 

そして、この流れから目先の物色の矛先としては、個別株がフォーカスされやすい地合いになりつつあると見ています。なかでも投機性の高い低位株は、2~3月の相場においても低位株物色がヒートアップした経緯から、今後も目新しい銘柄が突然噴く相場となる場面も出てきそうです。

倉元製作所に関しては、既にレポートで配信した際の目標株価は既に達成済みとなっています。4月以降の値動きから、介入している投機筋のこの相場に掛ける本気度が伝わってきます。

 

そして今後注目すべきは、倉元製作所に関与している投機筋が新たな相場(銘柄)の準備を始めていることでしょう。
今後急騰相場に発展する可能性の高い案件であることから、弊社でもタイミングを見計って、レポートで配信する予定です。現状はまだタイミングが早いため、もう少し待つ必要があります。

それにしても、今年の低位株物色はとても興味深い物色が目立ちます。今後も魅力的な物色対象が浮上してきそうですが、この手の投機相場では、情報収集と緻密な分析、そして戦略的な判断が重要となります。

 

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