ミガロ(5535)が期末配当を実施を発表、荒れ相場のなか今後の見通しは?

 

ミガロホールディングス(5535)
2024年5月29日の終値は3450円(-40円)となっています

5月29日大引け後に、ミガロホールディングス(5535)は2024年3月期の期末配当を実施することを発表した。1株当たり45円(普通配当40円、記念配当5円)を予定しています。また、2025年3月期の配当については、中間配当を導入し、年間配当48円を予想しており、投資家にとって魅力的な展望を示しています。

この配当政策は、ミガロが収益の安定性を維持し、将来の成長に対して自信を持っていることを示しています。

 

ただ、きょうの個別材料株の動きは総じて利益確定の売りが目立ちました。特に最近高値を更新していた銘柄には売り圧力が強まっています。ミガロを含めて、これらの銘柄は、足元の動きで相当過熱感が高まっていたことを考慮すると、きょうの動きは相場のリズムとしては仕方のない場面とも言えます。

ミガロに関しても、きょうは年初来高値を更新するも、終値はマイナスで取引を終えています。目先的に地合いの悪影響を受ける可能性がありますが、5月22日の記事でも書いたとおり、上昇トレンドが継続している間は売る理由が見当たりません。

 

~5月22日投稿記事~
相場成功へのカギ ミガロ(5535)は新値追いで高いパフォーマンスを見せる

 

この銘柄に関しては、弊社有料レポートにて2月中旬から後半に掛けて、調整一巡から新たな上昇ステージへ突入する可能性の高さに注目して取り上げた経緯の銘柄でもあります。成長性に対するポテンシャルは高く、依然相場がピークを付けた印象も少ない案件として配信しました。

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※ ミガロホールディングス(5535)の日足チャート

 

ミガロの相場は、引き続き上昇トレンドを維持。日足から25日移動平均線がサポートラインとして有効に機能している様子が窺え、同ライン上を維持している間はトレンドが続いていると判断します。

ただ、もっと短い目線でみると、ボリンジャーバンドの+2σを超える場面では、一時的な過熱感から戻り売りに押される場面が、これまでも度々見られてきました。また、足元の地合いは国債金利上昇で荒れつつあることを考慮すると、目先は売りに押される場面も想定されます。

しかし、それがトレンドの終焉を意味するものではありませんので、このような動きは適正な調整の一環と見ることができます。基本的には今の上昇トレンドが崩れるまでは、売る理由が見当たらない銘柄です。

 

また、ミガロに介入している投機系ファンドによる「新たな急騰候補」の存在も急浮上しております。今後の個別株物色において “気になる存在“ となっているのは事実で、このような新手の短期物色に適した銘柄を、今後有料レポートでも取り上げていくことになりそうです。

弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入者様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。

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