ひとこと・・・ 今週の株式市場と物色

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。しかし、広大な金融マーケット全体のマネーの流れを把握していくことは個別株においても非常に重要です。

 

 

今週の株式市場は、新たなトレンドの兆しを見せています。日経平均株価は前週末比で986円高の39583円と、2週ぶりに上昇。TOPIXは年初来高値を更新しています。米国株はハイテク株に利益確定売りが出ており、NASDAQ、S&P500といった指数は伸び悩んでいます。これまで米国株高を引っ張ってきたハイテク株が割高感からの利益確定売りで、上値の重い展開を見せています。

一方、割安さと値ごろ感から、海外勢は日本のバリュー株を選好して物色している様子が窺えます。これが日経平均やTOPIXを押し上げています。

来週の日経平均は4万円回復も意識されそうですが、日本株は割安感から海外投資家のバリュー株に対する選好物色が続くのか注目されます。海外投資家目線では、1ドル=161円台という為替レートにより、日本株への投資がさらに注目されています。市場では、改めて急速な円安に対する関心が高まっています。

また、個別株物色では、バイオ関連株を中心に値幅取りの動きが激しさを増しています。これらバイオ株に対する一連の物色は、今後新たな展開を見せる可能性があります。コチラでも↓新たなバイオ関連銘柄のレポートを出していく予定です。

厳選値幅取り候補 レポート一覧