ひとこと・・・ グロース市場の逆襲!中小型株にフォーカス

個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。しかし、広大な金融マーケット全体のマネーの流れを把握していくことは個別株においても非常に重要です。

 

新興市場が予想以上に強い動きを見せています。きょうのグロース250や東証グロース市場指数が4%以上の大幅な上昇を記録しました。個別銘柄の動きならさておき、市場全体の指数の動きとしては驚異的な強さと言えます。

 

 

この強さは、グロース市場全体の活発な動きによる影響が大きいと見られ、材料性の高い良い内容の銘柄ほど急上昇しやすくなっています。

この流れから、物色のトレンドは大型株よりも時価総額の小さな「小型株」優位の地合いと言えます。円高の流れや秋の米大統領選挙を控え、影響を受け易い外需よりも、相対的に外部要因の影響を受け難い内需株が選考され易い事も背景になっていると考えられます。特に内需比率の高いグロース市場においては、出遅れ修正余地が大きいと考えています。

この流れをチャンスと捉えた投機系資金の動きも、足元では活発化の兆しを見せており、弊社のリサーチでも、今後新たにボラティリティ拡大が期待できる投機対象がいくつか浮上している段階にあります。今後の有料レポートでも取り上げていく予定です。

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