GNIグループ(2160)、強気サインが揃いつつある今、今後さらなる上昇なるか?

 

GNIグループ(2160)
2024年12月23日の11:29現在の株価は3405円(+190円)となっています

GNIグループ(2160)はここ数日、活発な売買が続いており、相場に新たな動きが見られます。この勢いが今後、力強い上昇相場へと発展する可能性も秘めており、テクニカル分析の観点からも注目すべき状況となってきました。目先は新たな相場展開が期待され、今後の動向が注目されます。株価には依然として上昇余地があると考えています。

 

この銘柄に関しては、8月後半に配信した弊社有料レポートで取り上げた(2200円台)経緯があり、その後、株価は膠着状態が続いていましたが、着実に下値を切り上げてきました。ここにきて、Cullgenの上場をはじめとするポジティブな材料が相次いで発表され、投資家の関心が再び高まっています。特に、この相場の水面下では投機グループの動きが活性化の兆しを見せており、今後年末に向けて株価の再評価が進む可能性が高まっています。

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~前回の記事~
GNIグループ(2160)が新たな上昇ステージへ!注目の米国子会社上場の追い風で年末高期待!

 

※ ジーエヌアイグループ(2160)の日足

 

日足の状況を分析すると、複数の強気サインが見られます。MACDラインがシグナルラインを下から上にクロスして4日目ということは、明確な買いシグナルが出ており、上昇トレンドへの転換を示唆しています。クロスしてから日が浅いことも、トレンドが始まったばかりである可能性を示しています。RSIは59.78ポイントで、買い意欲が強まりつつある状態です。ただし、まだ過熱感は見られず、さらなる上昇の余地があると考えられます。

 

一方で、株価はボリンジャーバンド(25日)の+1σ付近に位置しており、株価が上昇傾向にあることを示しています。+1σは、統計的に株価がその範囲内に収まる確率が高いとされる水準であり、そこを超えているということは、相場に強い勢いがあることを示唆します。

また、ボリンジャーバンドが拡張中ということは、相場のボラティリティ(変動幅)が高まっていることを意味します。これは、上昇トレンドが本格化する際によく見られる現象です。

 

これらの総合的に判断すると、GNIグループ(2160)の現状は、上昇トレンドが始まったばかり、もしくは継続中である可能性が高いと言えます。MACDのゴールデンクロス、RSIのやや強気の示唆、ボリンジャーバンドの+1σ付近への位置、そしてバンドの拡張という、複数の強気サインが揃っていることは、この見方を裏付けています。今後の展開としては、今後も株価が+1σを維持、あるいは+2σを目指して上昇していく可能性があります。一時的な調整(株価の下落)があれば、それは押し目買いのチャンスとなる可能性があります。ただ、出来高の推移や市場全体の動きも注視しておく必要があるでしょう。

 

前回の記事でも述べましたが、GNIグループ(2160)はさらなる上昇の可能性を秘めています。短期的な投資妙味を追求する投資家にとっても、引き続き注視すべき重要な銘柄といえるでしょう。

 

弊社では、次に注目すべき新たな値幅取り候補の動向を徹底分析し、その成長可能性を見極めています。そして、この新しい有望銘柄の詳細についても、今後当社の有料レポートで順次配信してまいります。

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