ブシロード(7803)、上昇トレンド鮮明!テクニカル好転と事業成長が導く次なる上昇ステージとは!?

 

ブシロード(7803)
2025年5月29日の終値は690円(-11円)となっています

5月に入って以降、ブシロード(7803)の株価は一段と上昇基調を強めており、着実に上値を試す展開へと発展しています。前回の記事(4月30日投稿)以降、5月15日に発表された2025年6月期第3四半期決算により、同社の成長シナリオがより具体性を持って市場に認識されるようになっています。

4月末時点ではすでに割安感や投機的な注目が集まりつつありましたが、今回の決算発表を機に、今後も事業成長と株価の更なる上昇に対する期待が一層高まっています。

 

~これまでの記事~
ブシロード(7803)、上昇トレンドは継続!割安感と投機資金が後押しする注目局面へ

ブシロード(7803)は調整中も成長期待は健在!海外市場拡大と投資妙味を探る

 

この銘柄に関しては、投機系ファンドが関与している案件として、1月に弊社の有料レポートにて400円で取り上げた経緯があります。また、個人投資家からの人気が高いことも、この相場の流動性と投機性を高める要因となっています。

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2025年6月期第3四半期決算説明資料では、トレーディングカードゲーム(TCG)ユニットの業績貢献が際立ちました。新作タイトルや海外展開の強化によって、売上・利益が大きく伸びており、グループ全体の成長を支える柱となっています。加えて、アニメやライブ、グッズを連動させたIP戦略により、『バンドリ!』などの主力IPの価値も着実に高まっています。

 

※ ブシロード(7803)の日足

 

5月下旬時点の日足チャートを見ると、株価はボリンジャーバンドの上限に張り付きながら高値圏を維持しており、強いトレンドを示しています。移動平均線は短期線から長期線までがすべて上向きでパーフェクトオーダーを形成しており、上昇トレンドが継続中であることが明確です。MACDはシグナルラインを上抜けており、RSIも66付近と強気継続を示唆する水準で、モメンタムの強さを裏付けています。

加えて、100日の価格帯別出来高を見ると、560円〜580円の水準に厚い出来高の蓄積があり、ここが一つの中期的なサポート帯として機能しています。現在の価格帯には出来高の集中が見られず、上値に抵抗が少ない「真空地帯」に差し掛かっている可能性があり、短期需給の好転によって一段高の可能性も意識されます。

これらのテクニカル指標を踏まえると、株価は依然として強い上昇圧力の中にあり、調整を挟みつつも上値追いの展開が続くと予想されます。

 

一方で、短期的な投機精の動きも活発化しています。決算発表前後には、過去にも関与が見られた投機系ファンドが再び仕掛けの姿勢を強めており、流動性の高まりとともに短期需給が急速に変化する場面も観測されました。こうした“仕掛けの嗃い”をさっちした個人投資家の回転売買も活況を渋り、株価は出来高を伴って推移しています。

TCG事業の持続的拡大、新規IP投入による収益機会の増加、海外展開の加速など、多面的な成長要素を持つブシロードは、まさに“次の主役銘柄”としての地歩を固めています。700円台に迫る株価水準は、成長期待が投資家心理を刺激しており、今後の材料次第でさらなる資金流入が見込まれます。

 

特に、同社の事業成長に対する期待の高まりから、投資家の株式に対する意識は上向きとなっており、上昇ポテンシャルに対する期待感が株価の押し上げ要因として作用しています。このように、今後も継続的な上昇基調が期待される中、ブシロードの将来性と成長ポテンシャルには強い魅力を感じます。市場の関心が高まる中で、今後の相場展開が大いに注目されます。

 

 

弊社では、個別材料株を取り巻く多様な市場環境を踏まえ、今後の相場展開において有望な短期投資チャンスを的確に捉えることを目指しています。収益機会を最大限に活かすべく、すでに今後急騰が見込まれる銘柄を複数選定し、継続的に動向を注視しています。

また、これまで物色の中心となっていた銘柄とは異なる、新たなテーマや資金の流れに沿った銘柄群が台頭してくる展開も十分に想定されます。こうした短期物色に適した注目銘柄については、今後も弊社の有料レポートにて、詳細な分析とともに取り上げてまいります。

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