個別株投資は、広大な金融市場の中でも局地戦です。投資機会を活かすためには、市場全体の動きやマネーの流れを把握しておくことが、個別株物色においても欠かせません。
きょう(2月3日)の東京株式市場は、日経平均株価が大きく上昇し、指数主導の強い展開となりました。衆院選で与党が大幅な議席を確保するとの観測が強まり、政策運営の継続性に対する不透明感が後退したことが主因です。選挙結果を待たず、海外投資家を中心とした先回りの買いが先物主導で入り、指数全体を押し上げました。米国株市場が安定したリスクオン基調を保ち、為替や金利に大きな波乱がなかった点も、買いを後押ししたといえます。
また、東証グロース市場は日本株見直しの動きを背景に反発しています。グロース市場250指数の日足に目を向けると、25日線がサポートラインとして機能し、下げ渋る兆しが見られます。まだ調整が一巡したとは言い切れない状況ですが、昨年末から続くグロース市場の見直し物色は、依然としてトレンドが活きています。
東証全体としては、不確実性の低下を背景にリスク評価が一段切り下がった一日といえます。今後は、指数が高値圏で落ち着くかどうかが焦点となり、その過程で大型株から中小型・グロース株へ資金が向かうかが次の分岐点となりそうです。


