株式市場では、業種別で銀行、保険、証券、その他金融などのバリュー株が物色の矛先。シクリカルでは自動車(部品)関連に資金が向かっている様子が見受けられますが、自動車部品では旺盛な需要を取り込んでいる銘柄に限定されている感があります。鉄鋼や化学でも、やはり自動車に関連する銘柄が選別されている様子が見受けられます。
個別の動きに目を向けると、三井住友FG(8316)などは昨年の高値を窺う展開となっているほか、みずほFG(8411)などもこの後を追う動き。これに出遅れて「地銀」株が徐々に騰勢を強めつつあります。
選別色の強い物色が続いておりますが、レポートで配信したユニバンス(7254)やステラファーマ(4888)、リミックスポイント(3825)といった投機性の強い銘柄を短期物色する動きが目立ちます。
今後新たな物色の動きも出てくると見ております。弊社でも新たな物色のトレンドを掴み、有料レポートで取り上げていく予定です。また、バイオ関連の一角では昨年末からスリーディーマトリックス(7777)、ステラファーマ(4888)、リボミック(4591)などが大きく動きましたが、これに続く短期物色候補なども取り上げていく予定です。