アミタHD(2195)
2月22日の終値は2400円(-115円)となっております
株価は2月7日の戻り高値である3650円から調整局面が続いております。しかし、この相場はもう一段大きく動く場面があると見込んでおり、調整一巡後は12月高値を試す展開へ再度発展するか注目される案件でもあります。
アミタHD(2195)は、1月初旬に見直し余地の大きさに注目して、弊社有料ポートにて1400円台前半で取り上げた経緯のある銘柄です。昨年12月の株式分割を挟み、1月の株式市場が月末に向けて売りが加速する局面においては逆行高を見せた案件でもあります。また、昨年11月後半~12月に掛けて株価は短期6倍増、年明け以降に再び短期3倍増となったボラティリティの高い銘柄でもあります。
※アミタHD(2195)の日足チャート
現状の日足は25日移動平均まで調整が進んでおり、この付近では徐々に下げ渋りの兆しが見られますが、オシレーター系のテクニカル指標であるMACDは依然陰転したままであるほか、2月7日の公表された「信用規制」が需給面に与える影響も考慮すると、もうしばらく調整局面が続く可能性があります。
しかし、この手の値動きの軽い投機性の強い銘柄は、最近の物色難の地合いを背景に「行き場のない短期資金の矛先」となっておりますので、目先は高値からの押しの「程度」に注目しておく必要がありそうです。
さすがに市場全体の買いが細る局面だけに、短期目線では積極的な上値を追いは期待し難いものの、年明け以降ハイテク売りやウクライナ情勢の影響を受けていないことから、調整一巡後は再び注目が集まる可能性があります。
物色難の地合いを背景に、ボラティリティを伴う動きを見せる銘柄には短期資金が集中し易い傾向が強まっておりますので、今後は出来高の変化にも注目しておく必要があると考えております。
また、個別株の動きでは、物色難の地合いとは言え、逆に目立つ動きを見せた銘柄には短期資金が集中し易い環境を背景に「投機性の高い銘柄を一本釣り」する動きが続いております。
有料レポートでも取り上げた案件では、アミタHD(2195)のほか、アスカネット(2438)やダントーホールディングス(5337)といった株安局面のなかでも見直し余地が大きくなってきた銘柄が、年明け以降値動きの軽さを活かし上値追い相場へ発展しました。
弊社では、今後これら銘柄に続く、「地合いに負けない逆行高銘柄」の新たな候補も複数ピックアップしておりますので、厳選できたもののみ「有料レポート」で配信していきたいと考えております。