ウクライナ問題の長期化懸念も市場の重石となっており、全体相場は混迷を極めておりますが、小型株の動きでは第一商品(8746)などのコモディティ関連以外でも、サンバイオ(4592)やフロンティアM(7038)など強い動きを見せる短期物色銘柄が出てきておりますが、これらに続く新たな動きにも目を向けていく局面です。
ウクライナ情勢に一喜一憂し、指数と連動する大型株は先行き懸念が晴れない状況ですが、指数と連動性の乏しい規模の小さな個別株が物色され易い地合いになっているとも言えます。
小型株は選別色の強い流れではあるものの、上記の銘柄などが上昇している背景には、「木を見て森を見ず」のスタンスが選好され易い局面にあることが理由に挙げられます。
投機性資金などもこの物色の変化に敏感に反応しており、今後その動きを活発化させてくることが予想されます。このような場面では、個々の差はあれ、出来るだけ上昇余力が大きな銘柄を選別することが重要です。
銘柄の選別には神経質にならざるを得ない局面であることは確かですが、選別した銘柄次第では十分値幅が狙える局面でもあります。
「選別物色」の地合いという背景から、行き場の無い短期資金がこれら銘柄に集中し易いという利点もあり、極端に値幅を伴うケースも珍しく無い地合いです。第一商品(8746)やアスカネット(2438)に対する物色が続いている様子なども、その典型的な例と言えます。
上記の銘柄の他にも、今後小型株の中には値動きの軽さから短期狙いでマネーゲーム化する銘柄も出てくると見ております。次なる「ターゲット候補」の存在も、徐々に浮かびつつありますので、新手の短期物色に適した銘柄を、弊社有料レポートで取り上げていく予定です。ご興味のある方は、一度弊社ファイルをお試し感覚でご購入してみてください。
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