オープンドア(3926)
3月18日の終値は2047円(+9円)となっております
ロシアのウクライナ侵攻でトラベル関連の同社株も大きく値を下げましたが、見直しの動きが続いております。
国内では、政府が「まん延防止等重点措置」を3月21日(月)で解除することを発表しましたが、今週はこの発表に先駆けて織り込む動きが出ていました。
16日夜に起きた福島の地震や余震の影響も気掛かりですが、2月からのトレンド転換の流れが続いていることや、足元で株式市場の環境が好転の兆しが出ていることから、今後も見直し余地は大きいと見ております。
オープンドア(3926)は弊社有料ポートで、不安定な地合いで個別株を選別物色する流れから、某投機筋が関与している案件として取り上げた案件です。
「2月中旬からのリバウンド」の動きは、オープンドア(3926)の材料性だけで無く投機系資金の介入による影響も大きく見受けられます。この銘柄は値動きの軽い傾向があり、介入している投機筋が仕掛けを続行している状況から、目先は戻り売り消化後の動きに期待したい局面でしょう。
※オープンドア(3926)の日足
オープンドア(3926)の日足は、2月17日の戻り高値(2159円)及び、200日移動平均(2156円)を試す動きにあります。この2100円台では12月の戻り局面でも跳ね返された経緯があることから、仮にこれら水準を今後ブレイクアウトすると強気相場へ発展し、上げ幅を加速する展開にも注目すべきでしょう。
今年のトラベル関連セクターは、国内のみならず欧米を中心とした海外でも「旅行再開の年」として需要回復が期待されます。また、最近は東南アジアを中心にコロナ禍に伴う入国規制からの開国ラッシュが続いております。
コロナ禍から大きく出遅れている物色テーマの一つである為、足元の業績よりも「旅行業界全体の明るい先行き」を織り込む相場に注目すべき局面であると考えます。
トラベル関連においては、国内、海外、輸送、ホテル、予約(比較)サイトなど業種・業態が幅広く、脱コロナの過程において影響の出るタイミングが銘柄毎に異なります。オープンドア(3926)は価格比較サイトですので、需要回復の影響を早い段階から受ける傾向があり、同社の株価は他の航空株や海外旅行向け企業よりも先行する傾向があります。
弊社ではオープンドア(3926)以外にも、出遅れから注目しているトラベル関連銘柄をいくつかピックアップしております。これら出遅れ銘柄においても、足元の株式市場の回復に併せて、世界的な人流増加に伴う「旅行やビジネス需要の回復」に注目すべきタイミングにあると考えます。
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