フロンティアM(7038)
5月20日の終値は1316円(+44円)となっております
1-3月期(1Q)経常は4.2倍増益で着地となった決算が手掛かりとは言え、この荒れ相場の中で新値を更新。目を見張る強さを見せています。
今は株価指数が上下に振れ易く、ボラティリティの高い局面です。経験則上、この手の銘柄は地合いに引き摺られて強く押したとしても、其処は買いの好機となる可能性があります。
背景に、不透明なインフレや景気の先行き不安が世界的な株安を誘発する中、短期筋の動きに個別のファンダメンタルズから良好な銘柄を絞り込む動きがあります。
※フロンティアM(7038)の日足チャート
フロンティアM(7038)は、東証プライム市場に上場する時価総額は151億円の小型株です。今年2月に弊社有料レポートにて、投機系ファンド絡みの案件として配信した経緯があります。この規模の小型株になると、値動きはかなり軽い様子が見て取れます。
株価は2020年10月高値である3270円から今年の1月安値である608円まで長期にわたり調整が続いた銘柄ですが、今年序盤からの強い値動きの背景に、下振れ基調であった業績に大きな改善が見られることが挙げられます。
この為、上記でも触れた「短期筋の動きに個別のファンダメンタルズから良好な銘柄を絞り込む」流れに合致した銘柄であり、今の地合いのように下に意識が向き易い局面においても、短期物色の矛先として資金が流入し易い特徴があります。
また、日足では強い動きに見えても、まだまだ水準的には上値を狙える銘柄であると見ております。
オシレーター系のテクニカル指標であるRSIは買われ過ぎの目安となる70を上回っています。この為、短期的には過熱気味の相場である様子が窺えます。しかし、足元は物色難の地合いであることから、この手の見直し余地がのある銘柄の押し目買いは、まだまだ買い妙味があると見ております。
目先的に一時的な熱冷まし的な動きも想定されますが、偏った短期需給が落ち着けば、次の節目である1630円付近を意識。さらにこれを上抜くようならば、1950円付近も視野に入ると見ています。
弊社有料レポートでは、毎日地合いや投機性資金の動きに合わせた「短期値幅取り候補」を1銘柄厳選して、レポート購入様へ配信しております。ご興味のある方は、一度お試し頂ければと思います。