ひとこと・・・ 今週は個別株の動きに注目

週明け11日前場時点の東京株式市場は、日経平均が先週末比で400円以上の上昇。

参院選通過に伴う買い安心感に加え、先週末に発表された6月の米雇用統計で、労働市場の堅調さが示されたことから景気への過度な警戒感が後退。

一方、これは裏を返せば米FRBの厳しい金融引き締めが続く可能性を示唆している。また上海でコロナ感染が再び拡大基調にあることも懸念材料です。

今朝の動きで注目すべきは、マザーズ指数が6月28日の戻り高値を抜きつつあること。日経平均やTOPIXは6月20日の底打ち後、リバウンドが続いているものの、6月28日の戻り高値である27000円付近では上値が重い。これは個別株優位の地合いを示唆。